水星とならぶアイソン彗星(23-24日分)
2013/11/23 05:14:08
PENATX K5IIs,ISO1600,25秒露光×2合成
TAMRON SP MACRO 90mm(F2.8)
光害カットフィルターIDAS LDS-P2使用
アストロトレーサーで自動追尾
アイソン彗星を見始めて3夜目です。昨日よりさらに彗星は動いて、今日は水星とならびました。
そして、これが翌日24日の朝の光景です。
2013/11/24 05:24:40
ISO1600,18秒露光
FA135mm(F2.8)(あとは23日と同じ)
彗星は低空のもやと薄明に埋もれて、かすかに見えるだけでした。肉眼、双眼鏡ともに全く見えませんでした。
もう少し拡大した写真がこれです。
2013/11/24 05:35:48
ISO800,絞りF4、18秒露光。
やはりかすかに見えるだけでした。これから彗星が高く上るのを待つと、どんどん夜が明けて空が明るくなります。今のところ薄明に勝てるほどの明るさの増加は無いようです。
アイソン彗星の移動は速く、水星を追い抜いてどんどん太陽に接近します。夜明けの時間を考えると、そろそろ観測も限界かなと感じました。
あとはしばらく観測はお休み。12月に太陽を回った後の姿を楽しみにします。
12月にはどんな姿を見せてくれるでしょうか。もし大化けしてたら、今度は光害の少ない場所で見ようと思います。
コメント
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アイソン彗星
初めまして、ペンタックス、アストロトレーサー、アイソン彗星で検索したらwebを発見しました。
私も K-r でアストロトレーサーを使っています。
K5を使って 30秒の露出でしたら 200㎜程度は追尾可能でしょうか
今までの結果では K-rでは 150mm程度が30秒の限度のような。
情報ありましたらよろしくお願いします。
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Re: アイソン彗星
>>1 西やん さん。
HPを見ていただきありがとうございます。このブログでも星景写真で多く使っていますので、表紙ページから「星景写真」を検索してみてください。
私の考えとしては今回の135㎜までが最高です。それ以上で使った経験はありませんし、たぶん極軸合わせの精度(精密キャリブレーションの精度)から考えても、望遠向きの機能ではないと思います。普段は70㎜で90秒ぐらいまで考えています。
もっぱら星景写真を手軽にとるときに使っているので、広角~標準系レンズでの経験がほとんどです。
その場合もなるべく明るいレンズと高感度を使って、追尾時間を短くする方向で考えることがほとんどです。製品の趣旨も手軽に星景写真を撮ることだと思うので、望遠レンズでは赤道儀を使い、無理してアストロトレーサーを使ってきませんでした。
精密キャリブレーションは1回ではなく2,3回やったほうが精度がいいという話も聞いていて、たまにやります。
ただ私は広角主体の星景写真派なのでほとんどキャリブレーションは1回ですましています。
質問のお答えができるほど、望遠経験はない(というか望遠でこれを使うつもりがない)ので、限界については作例を見てもらうしかないです。
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Re: Re: アイソン彗星
>>3
訂正です。検索でもいですが、右側に並んでいるタグから「星景」をクリックすれば作例がたくさん出てきます。
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Re: Re: Re: アイソン彗星
>>4
うみほし様 情報ありがとうございました。
私は普段の広角はキャノンEOSを使っています。
50-150mmでは TP0にあわせて ポラリエを使ったり ペンタックスK-r+アストロトレーサーを使い分けています。
それ以上は望遠レンズか望遠鏡、赤道儀を使います。
今回 アイソン彗星は薄明の中撮る場合で露出も短いのでk-r+アストロトレーサー100㎜を使いました。 朝早いし 寒いし、赤道義・ポラリエでは設定に時間がかかるというのが本音ですが。。。
12月にはもうすこし長い50-150㎜ズームでいろいろ撮ってみたいと思います。
写真は 以下に公開しています。まだまだの修行中です。
http://ganref.jp/m/jh2ujc/portfolios
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Re: Re: Re: Re: アイソン彗星
>>5
私は12月は望遠レンズの必要のない、長大な尾を見せてくれるといいのだが、と期待してます。現状は小さい彗星なので広角系の出番はなさそうなのが残念なところです。