直虎の龍譚寺で茶歌舞伎!
Tag: 静岡 龍譚寺 カバの旅 茶歌舞伎 K1 irix
今日は浜松市北区にある
2017/01/22 11:43:28
昔来たときは静かだったのに,今回は駐車場もいっぱいで人もいっぱい。大河ドラマ効果ってすごいですね~。
さて,今日ここに来たのはこのためです。
茶歌舞伎は別にお茶を飲みながら歌舞伎を見るわけではありません。室町時代ごろから続く「お茶の飲み当てゲーム」です。
今日は浜松茶商組合主催の第10回浜松市民茶歌舞伎なのです。今年の会場は龍譚寺になりました。
これが今回出題されるお茶です。
このように5種類のお茶が花鳥風月客に振り分けられています。
このお茶をランダムに出して,どのお茶か当てるゲームです。
会場にはカバも出ていましたよ。
2017/01/22 12:39:57
smc PENTAX-FA 31mm F1.8AL Limited
ゲーム方法の説明の後,まずは茶葉が回覧されます。このとき色,香り,茶葉の状態などを観察してメモしておきます。
玄米茶はすぐ分かるし,玉露は
日本茶インストラクターの皆さんが、お茶を配っていきます。さっきの5種類からランダムにお茶が出てきます。ここからが勝負。全てのお茶は熱湯で1分間蒸らしてから注ぐというルールです。実はこれが後で問題に....
irix 15mm F2.8
お茶の香りを見て,色も見て,味も茶葉も確認...しかし。
どれか分からないぞ~。悩むカバ。
答は自分の番号のところに花鳥風月客のシールを貼っていきます。あとで間違いに気づいても訂正できません。
こうして5回お茶を味わって1回戦の正解発表。がーん。全然当たらないぞ。
2回戦ではこの反省を元に競技に臨みます。
....これが結果です。
10回中カバは正解4。私は3でした。
この競技,お茶の入れ方がポイント。普通,お茶は熱湯では入れません。70℃ぐらいがちょうどいいそうです。熱湯で1分出してしまうと,玉露も渋みが出ます。この条件では玉露も何もあったもんじゃ無いのですよ!さすがに玄米茶は分かりましたけど。
なるほど,これが競技なのね~。お茶の正しい入れ方じゃなくて,あくまで「お茶当てゲーム」。
CarlZeiss Distagon T*25mm F2.8
これが今回の正解。はぁ。
表彰式までの休憩時間に龍譚寺の庭を見に行きました。小堀遠州の名作です。
右から左に植え込みの間隔がだんだん広くなっています。
これは右手の書斎から見るとき,遠近感がちょうど良くなるようにしたんだそうです。
なるほど右から見るとちょうどいい感じ。
優勝は8点でした。冒頭の写真の青い服を着た子です。つまり間違いは1つだけ。素晴らしい!。
帰りは龍譚寺近くのうなぎ屋「いしかわ」で食べました。ここは関西風で蒸さずに焼きます。香ばしくてカバは大好きなのです。
龍譚寺に来たらお勧めですよ。
また来年のリベンジを誓うのでした。
茶道みたいに格式張らないから,気軽に参加できますよ。各地でこのような催しがあるそうです。あなたも優雅な遊びをどうですか。